
「幸せとはなんなのか」
「幸せになるために何をしたらいいのか」
この記事ではそんな疑問に答えるために、一緒に幸せについて考えていきます。
自分にとっての幸せを一緒に見つけに行きましょう!
幸せになりたい。けど幸せって何?
幸せになりたくない人なんてこの世にはいません。
ですが、自分にとっての幸せがなんなのか?わからない人も多いと思います。
今回はなんとなく日々を過ごしてしまう前に、自分にとっての幸せを知る方法を伝授します!
幸せとは?
幸せとは幸福とも言い換えられますね。
幸福の意味は
満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。
(出典:goo国語辞書)
という意味があるようです。
幸せとは、満ち足りていること・楽しいこと
といい変えてもいいかもしれませんね。
幸せ=心が満ち足りている状態
では、「幸せ」のイメージを思い浮かべてみてください。
- お金がある。
- マイホームに住む
- 結婚して家族がいる
- 仕事で出世する
- 人から信頼される
一般的に幸せと言われる状況を並べてみました。確かに、幸せそうだなぁというイメージが湧くと思います。
人から信頼される。を除くと全てに「お金」が絡んでくるのがわかると思います。
お金があれば、マイホームが買えるし、家族がいても養えるし、仕事で出世すれば、さらにお金がもらえます。
確かにお金があれば幸せになれるかもしれませんね。ここからかなり掘り下げていきます。
先ほど
幸せとは、満ち足りていること・楽しいこと
と定義しましたが、それでは
幸せとは、「お金」が満ち足りていること
なのでしょうか?
そう言われると、違う気もしますよね。
お金=幸せ
が必ずしも成立するとは限らないことはみなさんなんとなくわかると思います。
では、「何が」満ち足りていることを幸せというのでしょうか?
「満ち足りている」という言葉の前には「心」という単語がつくことが多いです。
「心が満ち足りている」
これならかなり、幸せのイメージが湧きやすいですね。
さらに掘り下げていきます。
「心が満ち足りている」とはどんな状態でしょうか?
- 自分の好きなことをしている
- 自分の好きな人と過ごす
こんな時、幸せだなぁなんて感じる時はありませんか?
自分の趣味に没頭している時、楽しいですよね。
大切なのは、「自分の好きなこと」という部分です。
「自分の好きなこと」は人によって全く違います。
スポーツが好きな人もいれば、ゲームが好きな人もいる。プログラミングが好きな人もいれば、絵を描くのが好きな人もいる。
「自分が好きな人」も、恋人や友達、家族など、人それぞれ違います。
これらは必ずしもお金が必要なわけではありません。
「心が満ち足りている」状態になるのに必ずしもお金は必要とは限らないのです。
自分にとっての幸せを探す簡単な方法
ここまで、幸せとはどんな状態を言うのかについて、掘り下げて来ました。
では、「自分にとっての幸せ」とはなんなのか?を考えていきましょう。
自分にとっての幸せを探す簡単な方法が一つあります。
それは
「お金を忘れること」
お金を忘れるというのは、
お金を稼ぐこと(仕事)として物事を考えないということです。
イギリスの哲学者アラン・ワッツ氏はスピーチの中でこう語っています。(少し長いですがぜひ読んでみてください。)
私はよく学生の進路相談にのることがある。
彼らは私のところに来て、
「大学生活がそろそろ終わるのですが、今後何をしていいのかさっぱり分かりません」と質問してくるそこで私はこう問いかけます。
「もしお金が存在しなかったら、キミは何をしたいのか?」
「何をしてキミは人生を楽しみたいのか?」すると面白いことに、今の教育を受けた若者たちは、
「画家になりたい、詩人になりたい、作家になりたい…
でもそれじゃあお金は儲からないんです」と
だれもが口をそろえて言ってくるのです。別の学生は
「私は馬に乗ってアウトドアな生活をしたい」と言う
私は、
「乗馬学校で教えたいのか?・・・もっと深く考えて、本当に何がしたいのかよく考えなさい」と聞き返す何がしたいのかを掘り下げていってそれがわかったら
私は学生に言います。
「それをしなさい。お金のことは忘れるんだ。」なぜなら、もしあなたが、
「お金を稼ぐことが最も大事なことだ」と言っているとしたらあなたは完全に人生の時間を無駄に過ごしていることになるからだ。
生きるために
したくない仕事をしてお金を稼ぐということをしていれば、
それをやり続ける人生になるからだ実に馬鹿げている。
そんな惨めな状態で長生きするより
短い人生でも好きなことをやって過ごした方がまだマシだ結局のところ、どんなことでもいい。
本当に好きなことを一生懸命やっていればあなたは必ずそ達人になるだろう。
それが、「好きこそ物の上手なれ」なのだ。
その結果、あなたにそれなりの報酬を払う人も出てくるだろう。
だから何も心配することはない
誰か必ず興味を持つ人が出てくる。
あなたのやっていることに共感してくれる人も出てくる。しかし、自分がしたくないことをして人生を過ごすことなんて実に馬鹿げたことだ!
自分のしたくないことに人生を費やせば、
それを子供たちにまで同じような道を辿るように教え受け継がせているのだだから、自分のやっていることを良く見直すことだ
もし子供を育てているのなら
自分と同じような道を歩むよう教育していないかどうか人は、自分を正当化しようとするらために
充実した人生を送ろうとしながら同じようなやり方で子どもたちを育てているのだ
まさに吐き気がするのに、
いつまでたってもゲロを吐けない状態で生きているのだだから、この質問にじっくり取り組むことが
とても大切なことになってくるのだ「私は何を望んでいるのか?」
Alan Watts
(引用:https://s-hiro.com/wp/alan-watts/)
わかりやすく考えると
(例)全世界の人、一人一人子供から大人まで全員平等に月々普通に生活できるだけのお金が無償で支給されるとして、
その状況であなたは何がしたいですか???
ということです。
これがわかると、「自分にとっての幸せ」がなんなのかわかってくると思います。
筆者の場合
先ほどの(例)を考えると
僕の場合、好きな人とある程度の生活ができて、毎日一緒に買い物に行ってご飯を作って食べる。どこかへ遊びに行ったり、するのはたまにでもいい。
っていう生活がいいなぁなんて思うので、じゃぁ毎日あったことや、自分の好きなことが好きにかけるブログを始めてみよう。と思いました。
正直なところ、家にいたいっていうのも大きな理由の一つです。
ここでのポイント
- お金=幸せでは必ずしもないということ。
- 人によって「心が満たされる」の基準は全く違う。
- お金を忘れた時に何をしたいのかを考える。
幸せになるために

にとっての幸せになんとなく気づけてきたところで、幸せになるためのポイントをいくつかお話しします。
幸せを生み出すのは物ではない
以前、無駄な消費をやめるだけで人生は豊かになる。という記事を書きました。ここでは幸せと消費をからめて掘り下げていくので、まだ読んでいないという方はぜひ読んでみてください。
何かを持っている。という状態も幸せであることに間違いはありません。
- お金を持っている
- 家を持っている
- 車を持っている
もちろんこれらも幸せになるための大切な要素となります。
しかし、「物」で幸せを感じれる時間は極端に短いです。
なぜなら、人間は貪欲な生き物だからです。何かを買えば、また次の物が欲しくなります。
お金も同じで、給料が上がれば、同じ給料の同僚や仲間と出会いさらに高い給料を目指す。そして、稼いだお金で物を買う、そしてまた次のものを買う。物では一時的な幸せを得ることしかできないのです。
物自体に幸せを求めると、消費をくりかえるためにやりたくないことをしてお金を稼ぐという最悪の状態に陥りかねません。
では、「物」は幸せになるのに必要ないものなのでしょうか?
それは違います。先ほども書いた通り、「物」自体も幸せになるための大切な要素の一つです。
大切なのはその「物」で得られることです。
例えば車を買えばドライブができるでしょう。ドライブが好きな人なら、それが幸せとなります。
別にドライブが好きじゃなくても車を持っている人もたくさんいます。頻繁に車に乗るわけでもないのに車を持っていても仕方ありませんよね。レンタカーなどで事足りるはずです。最近だと15分単位でのレンタカーもあるくらいです。
そんな人は、車という「物」自体に満足してしまってその後得られることを考えていません。
要は本当に必要な物を見極めることが必要なのです。そのためには自分にとっての幸せを知っている必要があります。
「物」はあくまで手段であって「物」自体に幸せを感じるということはあまりいいこととは言えません。
生活に仕事を落とし込む
休日が楽しみで仕事をしている。
世の中のほとんどの人がこの考えを持っています。
休日にすることといえばなんでしょうか?
例えば
- 旅行に行く
- 飲み会をする
- 美味しいものを食べる
休日は楽しいですよね。でも休日が楽しみで仕事をしている。という理由は仕事が本当にやりたいことではないからです。そんな人は、幸せを感じれる日が週2日、そうでない日が週5日(週休み2日の場合)となりますね。
ほぼほぼ幸せじゃない!!
本当にやりたいことをやっていれば、仕事と休日という概念すらなくなります。
つまり、毎日が仕事であり、毎日が休日であるわけです。
もっといえば、仕事と生活(プライベート)を分けて考えている人も多いと思いますが、自分が本当にやりたいことをやっていれば、仕事と生活が完全に混ざってきます。
要は、生活に仕事を落とし込むことが大切です。生活に仕事を落とし込むことで幸せを感じる時間が圧倒的に増えます。
生活に仕事を落とし込むと無駄な消費もなくなる
無駄な消費はいつ起こりうるのでしょうか?
ストレス発散や、普段のご褒美などいろいろな場面で無駄な消費は起こります。
自分がやりたいことにお金を使うわけですから、自然と無駄なことにお金を使わなくなります。
1つの「当たり前」に引きずられない
僕は以前まで
大学卒業と同時に新卒で企業で就職。
が当たり前なのだと考えて育ってきました。世間一般的な考えです。
ただ、先ほど書いた通り、基本的に家にいたい人なので、自分が思い浮かべる幸せと会社員の生活がかけ離れていることに気がつきました。そして、そんな「当たり前」を捨てました。そしてブログを始めたところ、ブロガーの中での「当たり前」を知ることができました。環境によって「当たり前」は変わります。
1つの当たり前が全てだと思っていると危険です。周りにやりたいことがあっても仕事のために我慢している。なんて人がいたらあなたもそれが当たり前なんだと思ってしまいがちですが、それはあなたにとっての「当たり前」ではありません。その人の環境が生み出した「当たり前」なのです。
当たり前に引きずられいては本当にやりたいことをやるどころか見つけることもできません。
この時点で幸せから遠ざかっている人が大多数です。
世間一般の幸せを気にしない
この記事の冒頭で書きましたが、
- お金がある。
- マイホームに住む
- 結婚して家族がいる
- 仕事で出世する
- 人から信頼される
これは、世間一般的に幸せな状態であると言えます。しかし、幸せの形は人それぞれです。
結婚願望がある人もいればない人もいる。そんなように人の幸せは人の幸せ。自分の幸せは自分の幸せ。と分けて考えることが大切です。
幸せを目指すことを恐れてはいけない
自分にとっての幸せを追求するのにはいろいろな弊害があります。
途中苦労することもあるでしょう。僕も今実際に苦労している真っ最中です。しかし、自分が好きなことをやっているから辛くはありません。
自分にとっての幸せを捨てて世間一般の幸せを追求するのもいいでしょう。しかしそっちに進んだとしても苦労はします。しかも、自分が好きでやっていることではないから辛いです。
そんな状況ならあなたはどちらを選びますか??
まとめ
長くなってしまったので、最後にこの記事で言いたかったことをまとめます。
- 幸せとは心が満ち足りている状態である
- 心が満ち足りている状態とは自分が好きなことをやっている時である。
- 自分にとっての幸せを見つける簡単な方法は「お金を忘れる」こと
- 幸せを生み出すのは「物」ではなく、「物」から得られる生活
- 生活と仕事を一緒に考えると幸せを感じられる時間が圧倒的に増える
- 当たり前は環境によって変わる。一つの当たり前に引きずられてはいけない。
- 世間一般の幸せを気にしない
- 幸せを目指すことを恐れてはいけない
長くなってしまいましたが、みなさんが「自分にとっての幸せ」を見つけられる手助けが少しでもできていたら嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。