「死ぬまで働く」
なんて言葉をよく耳にすると思います。そうは言っても死ぬまで働くような時代はまだまだ先だろうとたかをくくっていましたが、いよいよ現実のものになりそうです。
Twitterで衝撃的なニュースを目にしました。
政府は26日の未来投資会議(議長・安倍晋三首相)で、成長戦略の方向性を取りまとめた。
70歳までの就業機会確保では、企業に「多様な選択肢のいずれかを求める方向」と明記し、将来の義務化を検討する方針を示した。来夏に実行計画をまとめ、早期の法制化を図る。
65歳までの雇用確保では、企業に対し、定年の廃止や引き上げ、継続雇用制度のいずれかを義務付けている。70歳までの延長については、当面は努力義務にとどめ、企業の対応を促す考えだ。
高齢者の就業拡大を目指すのは、少子高齢化で「社会保障の費用が持たない」(与党幹部)ことが背景にある。ただ、70歳となれば健康状態の差も大きく、地域での人材活用など、同一企業での雇用延長にこだわらない柔軟な対応が求められそうだ。
(Yahoo!ニュースより引用)
将来的に、70歳まで就業が義務化されるとの内容。
定年退職が60歳から65歳に変わったのが2012年(段階的に義務化)ですので最近の出来事な気がしますが、もう引き上げされるんですね。
少子高齢化が進む中、就業期間を延ばすことは当たり前の対応とも言えますが、「死ぬまで働く」時代での「働き方」がさらに注目されそうですね。
しかし就業期間を延ばす一方、AIや機械の進出によって働き口が減少し始めているのも事実です。
今回は、これからのAI時代を生き残るために必要だと思うことを、お話しします!
Contents
AIの進出で働き口は減少する
「死ぬまで働く時代」と書きましたが、忘れてはいけないことが一つあります。
働き口が減る
ということです。死ぬまで働く時代なのに働き口が減るなんてシャレになりませんよね。
ですが、今後の社会ではAI(人工知能)や機会の導入によって働き口が減少する可能性が大いにあるんです。
Twitterで見つけた動画では中華料理屋さんの調理が全て機会で行われている光景が写っていました。
これが中国でもう始まってる現実。。 pic.twitter.com/j0QFDEqNJP
— uhouho (@uhouhodon) November 23, 2018
結構衝撃映像ですよね。
もしこのように人間が行っていた作業が機械化されてしまえば、もともと10人でやっていた作業を1人でできる。なんてことにもなりかねません。
死ぬまで働く時代でどのようにして生き残ればいいのでしょうか。
死ぬまで働く時代で生き残るために
働き口が減っていく中、生き残っていくにはどうしたらいいのでしょうか?
先ほど、働き口が減少する要因としてAI(人工知能)や機会の進出をあげました。
AIに取って変わられる仕事の代表例としてあげられるのは、スーパーのレジ打ちなどの販売員です。現在でもセルフレジなどが導入されているのをよく見かけますよね。
他にも銀行の窓口やコンビ店員、会計士などもAIに仕事を奪われる仕事として有名です。
つまり、
AIに取って代わられる仕事=マニュアル化された、単純作業
というわけです。
逆に言えば、
AIに取って代わられない仕事=マニュアル化できない、人間にしかできない仕事
になるわけです。
それでは、マニュアル化できない、人間にしかできない仕事とはなんでしょうか?
AIや機械にはなく、人間にしかないものをいくつかあげてみましょう。
- 言葉
- 創造性
- 感情
- 人間性
あたりでしょうか。他にもたくさんあると思います。
この「AIや機械にはなく、人間にしかないもの」が今後の未来を生き残っていく大きな鍵になります。
AIに取って代わられない仕事=マニュアル化できない、人間にしかできない仕事
「AIや機械にはなく、人間にしかないもの」が今後の未来を生き残っていく大きな鍵になる。
自分自身に価値を見出す
AIに仕事を取って代わられないようにするために必要なことは、
自分自身に価値を見出すことです。
以前、就活する前に知っておいたほうがいいことでも書きましたが、自分自身に価値を見出し、自分だからこそ仕事がもらえるような人間になれば、AIに仕事を取られることなんてありませんよね。
とはいえ、自分自身に価値を見出すようになるには途方もない時間がかかります。
だからこそ、「今」将来について深く考えるべきなんです。
「そんな未来がくるかなんてわからない。」
「まだ先の話」
なんて言ってるとあっという間に取り残されます。どんなことにも言えますが、危機管理能力が低くていいことは一つもありません。
居酒屋・スナック・カフェのマスター

ここからは自分自身に価値を見出す仕事の例をいくつかあげます。
まずは、居酒屋やスナック、カフェのマスターです。
居酒屋やスナック、カフェはマスターやママとの会話を楽しみにしているお客さんがたくさんいます。会話はどうやってもAIには取って代われないですよね。
逆にチェーン店の接客員はAIに取って代わられる可能性が高いです。
クリエイター・デザイナー

クリエイターやデザイナーが作り出す作品はその人にしか作れないものです。
AIがデザイナーとしてものづくりを始めることは考えられますが、クリエイターやデザイナーの仕事がAIに取って代わられることはないと思います。
プログラマー

プログラマーの仕事はAIや機械に取って代わられる可能性があります。
でもプログラミングを行う機械を作るのはプログラマーですよね。
HTMLやCSSなどのコーディングともなれば仕事がなくなる可能性もありますが、プログラマー全員の仕事がなくなることはないと思います。
AIや機械の導入が当たり前の時代になっていく今後、プログラミングの知識を持っているに越したことはないのかもしれません。
どの分野でも生き残れる可能性はある
AIに仕事を取って代わられないためには、人間にしかできないことをする必要があると書きました。
しかしどの分野においても人間にしかできないことはあるはずです。AIを作るのもAIを管理するのも人間でしょうし、人間が一人もいないで回る現場は出てこないと思います。
ただ、人間の働き口が減るのは確実です。
まとめ
AI時代がやってくるとはいえ、まだまだ先のことかもしれません。
しかし、10年後20年後に自分が幸せに暮らすために今から動き出しておいたほうがいいのでは?と思います。
自分たちの親世代とは全く違う未来が待っているかもしれません。
「まだまだ先の話。」
「そうなるかわからない。」
そんなことを言っていても何もプラスには働きません。。
今できることから動き出しましょう!